便利なものに必要なコストと中途解約におけるペナルティー

証券会社で取引をする際には、買いのチャンスで機動的に資金供給ができるMRFから資金を引き出して買い注文をします。
このように必要な際にすぐ資金を引き出すことができることを流動性が高いと言います。
これに対して、投資信託の多くは解約時に申込をする必要があり、資金がに送金されるのも4日程度経過してからになります。
株式投資の買付資金としては役に立たないのです。

 

 

MRFは証券会社で取り扱う投資信託の中で、唯一解約注文時に即時支払ができる商品です。
もともと銀行の普通預金と同じ性格を持たせることを目的にして開発された商品ですが、短期公社債の運用で収益を稼いでいます。
同様の方法で収益を稼いでいる投資信託にMMFという商品がありますが、こちらは購入してから30日間は原則として引き出しができません。

 

 

MRFとMMFの違いは、その収益分配率です。
最近は低金利のためほとんど差がありませんが、MRFはMMFより収益分配率が低いのです。
MRFは、即時支払ができる利便性を確保するために、MMFの商品設計を一工夫しており、そのコストを利用者に負担させているためです。
これに対し、MMFを30日以内に解約する場合、申込書の提出と早期解約手数料が必要です。

 

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